アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
悪魔、天使に悪戯される。《4》
-
「いや…、嫌だっ…!」
「セックスの時、そういうプレイ好きなの?」
「な、何言って…」
「強引にえっちな事されるのが好きなんだね」
「!?ち、違っ…」
「そうなの?凄い反応しちゃってるよ」
他人と接触するのさえ抵抗があるのに、ましてやこんな最低の、しかも天使に股間を弄られるなんて、発狂したい事態だった。
それなのに、体は更なる快感を欲して熱くなる。
元々自分は淡白だと思っていたし、性的な事には然程関心が無かった。
大体、職務が忙しく、性的な欲求等感じる暇も無い。
しかし、男に生まれたからには、自己処理をしなければならない場合もある。
だが、それさえも射精後の処理は汚いし、行為自体も嫌悪感のあるものだった。
だから、自慰行為さえも、それこそ酒に酔っ払った勢いで済ませていたのだ。
それなのに、この醜態は一体どういう事だろうか。
「ほら、凄い…、どんどん溢れてくるよ」
くちゅくちゅと先走りで濡れた音と、ラジエルのいやらしい言葉に頭がおかしくなりそうだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
26 / 52