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お泊まり
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「ただいま」
拓哉が鍵を開けて中に入れば、拓哉の父ちゃんが帰って来て居た。
「お?拓哉、お帰り。遅かったな」
「お邪魔します」
「ん?風斗君か。久し振りだね。丁度拓哉の後ろに隠れて見えなかったよ」
「あっ、そうっすか~アハハハハハ~~」
「親父、風斗に身長の事触れたらいけねぇの忘れたのかよ?」
「え?あ、そ、そうだったね。すまない、風斗君」
「いや、別に平気です。少しイラッとしただけなんで」
「フッ、イラッてしてんだから平気じゃねぇだろ。でも、親父が言って少ししかイラッとしねぇって事は、俺が言ってもあんまりイラッとしねぇって事か?」
「いや、お前に言われたらメチャクチャ腹立つに決まってんだろ!!お前とはイライラ度のレベルがちげぇんだよ!!」
「ヘイヘイ。そうですか。そうですか」
「そうですよ。そうですよ」
「ハハ!相変わらず仲良いな。で、今日は、どうしたんだ?」
「あ、今日、風斗、家に泊まるから」
「そうか。分かった。所で、ご飯は食べた?」
「いや、まだ食ってねぇ」
「そうか。俺もまだ食べてないし、この時間に飯を作るのも面倒だから、食べに行こうか?」
「ん~そうだな。そうしようぜ」
「なぁ、俺も行っていいのか?」
「当たり前。まぁ、安い店だけど」
「フフ。安い店だろうと何だろうと、3人で一緒に食べるの久し振りだから、スゲェ嬉しい」
(本当に嬉しそうに笑いやがって……可愛いじゃねぇか……)
「そうか?ま、お前が喜んでくれるなら、良かったわ。で、何処に行くんだ?親父」
「ん~男3人が満足出来る安い店って何処があるかな……」
(今、俺が食べたい物………あっ!)
「えっと、丼屋とかは?」
「風斗、それお前が食いてぇだけだろ?」
「な!ち、ちげぇし!!」
「そうか。丼屋か……いいな。よし!そうしよう!」
「おう。良かったな。風斗?」
「う、うん」
(クソ~!!ニヤニヤ笑いやがって!!ムカつく奴だな!!)
こんな感じで、丼屋で腹一杯ご飯を食べて、家に帰って、風呂に入って、歯磨きをして、今、俺は、拓哉と一緒の布団の中に居ます。
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