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37本目、奥。※
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「歩生…いれたい」
「でも…こ、怖いです…」
咄嗟にそう返してしまった。
でも想像するまでもなく絶対に痛いだろうし、そもそも入るかもわからない。
裂けてしまい血が出たりなんてしたら…。
「大丈夫。ちゃんと慣らすから」
笹窪さんはさっき持っていた薬局の袋をゴソゴソと漁り出した。
「ローション買ったから」
「だから袋が大きかったんですね」
「まぁね。なにもなしで突然入れるのはまず無理だから慣らしていこう。四つん這いになってくれる?」
「…よ、四つん這い!?」
僕は今から笹窪さんの前でそんな格好を…。
もうここまでしてきて今更なにを恥ずかしがることがあるんだとも思うけれど、冷静になるとすごく恥ずかしい。
とはいえ僕もこの先を期待はしているため、ゆっくりと四つん這いになった。
笹窪さんはローションを少し指先にとると僕のお尻を拡げた。
(見られている…!今日の出来事の中で一番恥ずかしい…もうそこを見られたらこれ以上恥ずかしいことなんてない…!)
多分僕は今顔が真っ赤だろう。なんなら体も赤いのではないかと言うくらい火照ってきた。
当たり前だ。普段人に見せることの無い部分をまじまじと近距離で見られているんだから。
「…ここも可愛いね」
「ひっ…」
「冷たい?」
「…大丈夫です」
ヌルッとしたものが塗られた感覚がした。
そのまま指でクニクニと弄られなんとも言えぬ気分だ。
感覚はするものの気持ちいいとかはない。
「ヒクヒクしてる」
「いっ…!言わないで…!」
「あはは、ごめん。可愛いからつい」
カーッと更に顔が熱くなっていく。
恥ずかしい体勢をして恥ずかしいところを見られて触られているせいでこれ以上無いくらい赤面をしているというのに笹窪さんは呑気だ。
「…ここもね」
「わっ…ぁ…ん…」
笹窪さんは先端を軽くつついてきた。
僕のそれはまた元気になっていた。
今この状況は複雑な気持ちではあるもののしていることはエッチなことだという認識があるからだろう。
「…指少しずつ入れてみるよ?力抜いて」
言われた通りに力を抜こうと息を吐いた。
けれど緊張のせいで体が強ばってしまっている。
力んでいると痛いかもしれない。
その時少し拡げられて指が入ってくるのを感じた。
「…っ!!」
異物感がとんでもない。
まだきっと指先しか入っていないのだろうけどこれだけでも十分拡がっている感覚がする。
本当に…笹窪さんのが入るのだろうか?
「どう?痛い?」
「痛くは無いですけど…不思議な…」
「指を出し入れしながらもう少し奥まで入れてみるよ」
言葉の通り指がゆっくりと抜けていくとまたゆっくり入ってきた。
なんだかすごくゾワゾワとしてくる。
益々緊張してくるものの、なんとか力を入れずに受け入れられている。
「ふぁ……」
「平気?」
「平気です…ぁ…」
段々と奥まで入ってくる。
笹窪さんの指が僕の中にいる、そう思った途端急に興奮してきてしまい少しずつ気持ちいいかもしれないと感じるようになってきた。
「上手く力抜けてるね」
「はぁ…っはい…んぅ…」
人間の心も体も意外とすぐ慣れるものなんだ。
この状況が恥ずかしくなくなってきているし、これも気持ちいいと思えてきた。
これならなんとか…笹窪さんの入るかな…。
「もう少し指を奥まで入れるよ」
「あっ…ぅ…お、奥まで…入ってきてる…」
ローションの音がズププと音を立てながら指が奥の方までどんどん入ってくる。
緊張のドキドキは期待のドキドキへと変わっていく。
「すごい、指全部入った…」
「本当ですか…よかった…ぁ…ん」
「少し動かすよ」
「はい…」
指が中で動いているのがわかる。
これはまだ気持ちいい感じがわからず、またさっきのように異物感がする。
そう思っていたが、指がある位置に当たった途端腰がビクンと跳ねた。
「…んんッ!!」
「…歩生?痛かった?」
今の感覚はなんなのだろう?
ビリリと痺れる様な感覚のあとにじんわりと気持ちよさが広がる。
「痛くないです」
「…これ?」
「ひぁっ…ぁ…」
また指が当たると我慢できずに声が出てしまった。自分でも驚くくらい甲高く弱々しい声に拍子抜けする。
そのまま体を委ねてしまえば更に気持ちよくなれるかもしれない。
「わかった、感じてるんだ」
「うっ…あぁ、ダメ…あっ…ぁ…」
「どう?気持ちいい?」
「わ、かんな…ッう…んぅ…はぁ…」
笹窪さんは執拗に同じところをカリカリと指先で弄ってくる。
ピンッと当たる度に痺れるような感覚が襲いビクビク腰が動く。
「指が大分動く範囲広がってきたよ」
「はぁ…ッん…ぅ……あ…」
「もう少しローション足すね」
そう言うと僕のおしりに直でローションを垂れ流してきた。
少しひんやりとしながら指を入れている位置まで流れてきて、笹窪さんはまた指を抜いてから奥まで入れ直した。
「ヌルヌルしててすごい…」
「ぁ…ぅ…すご、い…気持ち…いい…」
また指が奥で動かされて目の前がチカチカするくらい快感が止まらない。
おしりなんて気持ちよくなるのか?と思っていたが、底なしの気持ちよさで頭がおかしくなりそうだ。
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