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100本目、お茶菓子。
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「お茶菓子の試食?」
「そうそう。今提供するかどうか制作真っ最中のお茶菓子があるからおふたりさんも食べてみて、と。感想くれると嬉しいかなー……」
用件というのはそういうことだったんだ
大和さんは一旦部屋を出て行った
「……びっくりした」
「僕もびっくりしました、あまりにも突然で」
2人でしばらくボーッとしていた
人にキスしてるとこを見られただなんて
「入りまーす、お茶菓子持ってきたよ」
大和さんが手にしていた小さなお盆の上には小さなお饅頭やら最中だった
「こんなにいいんですか?」
「どれも個包装されてるから好きな時に食べて適当な時に感想教えてね、じゃあ」
大和さんはそのまま部屋を出ていった
「……メモ?」
お盆の上には小さなメモが添えられていた
「あけてみて」
「……はい」
____
お二人さんへ
本日はお越しいただき誠にありがとうございます。
2人の逢瀬の場に選んでいただけたこと光栄に思います
シーツならいくらでも綺麗なのありますから、夜も深くなる頃、その部屋は離れですし外には声は聞こえませんのでお気になさらず
良い夜を♡
____
暖さんは僕からメモをとってくしゃっと丸めるとゴミ箱に放りなげた
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