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188本目、紅茶。
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「あの2人帰ってこないね、先にお茶にしちゃおうか 」
長野さんと2人で軽食の支度をして暖さんと佳さんを待っていた
でもなかなか戻ってこなかった
どうしたんだろう……
「このクッキーすごく美味しいよ。近隣のパン屋さんに売っててぜひ歩生くんたちにと買ってきたよ」
「ありがとうございます、いただきます」
「うん、めしあがれ」
長野さんに進められ食べたクッキーは本当に美味しかった
いれてもらった紅茶も香りが良くて気分が落ち着く
「……付き合い始めたんだよね?」
「はい」
「ふふ、やっとだね。暖さんはとても理解があって優しくて本当に歩生くんのパートナーに似合うね」
「長野さんと佳さんもです」
「もう下の名前呼びの仲?羨ましいから僕のこともちささんとかで呼んで欲しいな」
「ちささん」
「はーい」
2人の空間でとても穏やかに会話をしていた
「……ね、可愛いでしょう」
「ホントですね、まだ見ていたい」
やっと暖さんと佳さんが戻ってきた
なにをしていたんだろう
「佳くん長かったね」
「んー片付けに難航してた」
「嘘つき、てきぱき早いのが佳さんのいいところでしょ」
ちささんはクッキーを佳さんの口元に運びながら笑顔で喋っていた
「暖くんと息が合って話し込んでたよ」
「何話したのー……気が合ったようで良かったね。僕らもすごく仲良し」
ちささんにハグをされた
ほのかにいれてもらった紅茶と同じ香りがした
全員打ち解けあえてとても楽しくなりそうでよかったななんて思った
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