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もう一度
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お久しぶりです!少しの期間だけですが、復帰しようと思っています、しばらくの間よろしくお願いします!
ーーーーーー
テツヤside
遙先生に帝光学園(パテシエ教育専門学校)
に誘われた次の日
僕は父親に電話をした
父は真面目な人で、母の入院費を稼いでいるため
働き詰めだった
それに僕の学費まで支払うのは荷が重かった
だけど僕が特待生で帝光学園に入学すれば
学費は免除になる
少しは父に楽をさせてあげることができるだろう
携帯を取り出しかけようとした時
ピンポーン
家のチャイムが鳴った
『お届け物です』
確認カメラで見てから「はーい」
と返事をして結構大きめのダンボールが渡された
印鑑を押して配達員の方にお礼をいい
机の上でダンボールを開ける
制服であろうビニールに入った服の上に
一つの置き手紙が入っていた
〜〜〜
やあ、テツヤ
今日も昨日の場所でケーキを作っているんだ
来ないか?
とっておきのスイーツをご馳走するよ
もう一度テツヤのスイーツの感想聞きたいな
〜〜〜〜
父の電話番号を開いたままのスマホを閉じ
早速行くことにした
もしかしたら母の分も父の分も頼んだら作ってくれるかな?
今日も母のお見舞いに帰りに行こう
でも僕はパテシエになろうとは思っていない
…実の所バスケットボールの選手へなりたいと思っている
そのことを遙先生にも分かってもらおう
足早に家を出ていつもの場所へ駆け出した
自分でもわかる
自分は笑っているだろう
…他の人には分からないと思うけどね
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