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黒子side
「テツナ」
静かだった社内のロビーで祥に呼ばれ、後ろを向く
「……依頼?」
「あぁ
今回の依頼はテツナにとって、過酷なものかもしれない」
いつもは『 頼む』その一言しか言わないはず
なのに今日は、顔が青ざめてて胸騒ぎがした
「どう言う意味ですか?」
「……これを見たらわかる」
久々に深刻そうな祥の表情に驚きながらも、渡された依頼を開く
思わず目を見開いた
と、同時に震え出す体
あの日が自分の中でフラッシュバックしたかのように、頭の中であの光景が鮮明に流れ出す
もう弱くない、あの時より多少は強くなった
大丈夫……
自分に言いかけるかのように、封に紙を戻す
「祥、できます
この依頼、引き受けます」
「……無理はすんな」
ポンと、私の頭を撫で祥は依頼室に戻った
お父さん、お母さん────。
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