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依頼主
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灰崎side
テツナと会ったあの後、和を依頼室に呼んだ
「おっくれましたー!」
「おせーよ
なぁ、これテツナに渡したんだけど、お前も一緒にいけ」
「え、俺なんか言ったら迷惑でし────
え?
祥?!
これって!!」
思わず声を漏らす和
それもそうだろうな
これは内容だけではなく、依頼主にもテツナに関係があるのだから……
「あぁ
それに依頼主の名前を見ろ」
「これ、テッちゃんには負担が……!」
「でもあいつは、やるっていった
だから、和
お前が隣でサポートしてくれ
今もそうだが、この現場に行ったら余計にテツナがパニックになる可能性がある
俺も現場に行きたいが、俺こそ足でまといになる存在だ
だから頼む
テツナを分かってくれる人にしか、頼めないんだ……」
和は納得いかない様子だった
だが、テツナと長い付き合いだからこそ、彼女を支えないといけないと思ったのだろう
ちゃんと縦に頷いた
テツナにこれ以上負担がかかんないように
はぁ……
自分は何もできないなんて、情ねーな
その言葉を飲み込むかのように、ブラックコーヒーを飲んだ
「っ……にげー」
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