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顔合わせ
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黒子side
その後、彼とともに行動をし、屋上へと向かう途中
プルルルルプルルルル────
突然鳴り響いた会社専用の携帯
相手は´和´からだった
「征、ごめん
ちょっと待ってて」
「はい」
許可を得て、和の電話を出た
「和、どうされたんですか?」
「テッちゃん、今どこかなーって」
「今、屋上に向かう階段の近くの自販機にいますよ」
「おっけー
今からそっち行ってもいい?
新しい子と挨拶したくってさ」
「いいですよ
では、待ってますね」
ツーツー
通話画面を閉じ、征の元へと戻る
「征、ごめんなさい」
「大丈夫ですよ」
「今から、私の仕事仲間の和があなたと挨拶したいらしいので、ここで待っててもいいですか?」
「もちろんです」
こうして、和を待ち続けた
まだ彼と知り合って数時間しか経ってないが、彼はいい人だと思う
´信頼はできるか´って聞かれたら、まだ信頼はできない
けど、徐々に彼との距離は縮まってると思う
この調子で明日も頑張らなきゃ……
気持ちを固めてると、遠くから響く足音
バタバタバタバタ――
「テッちゃーーーーーーーーーん」
「和、遅いですよ」
「すんませんww」
全く、ヘラヘラして……
「和、彼が新しく入った人よ」
隣にいた彼を少し前に誘導する
「赤司征十郎です
宜しくお願いします」
彼は礼儀正しく、和の正面に向かい合い、お辞儀をする
突然のことに和はというと……
「wwwwwwwwwwwwwwwwww
こんな礼儀正しい人、俺初めてみたーっ!www
赤司くん、面白いね
俺、高尾和成
和って呼んでくれwww」
はぁ、征驚いちゃってるじゃないですか!!
全く、君にも落ち着きというものを知ってもらいたいですね……
呆れながら和を見つめてた
そんな和を見ても、同様を消し、同じように接する体制を整えてた
「和先輩って呼ばしてもらいます!!」
征って、すごいなー
他人事のように思いながら、征を見つめてた
「おけおけw
俺は征って呼ぶわ
じゃ、俺これから任務あるからまた!」
和は自己紹介が終わり、すぐ来た道を戻っていった
私たちも屋上へ向かうと
「テッちゃん!」
不意に呼ばれ、和のいる後ろを振り向く
「なに?」
「明日は祥行けないけど、俺はいるから
だから頼ってね
そーだ、征もテッちゃんが無理しないか支えてくれな!」
「はいっ!」
征はすぐに返事を返す
私はというと、なんて返したらいいかわからなかった
けど、迷惑はかけたくない
『私は黒子家次期当主』
そして氷室さんに´期待してるよ´という言葉
私は絶対しくじらない……
「バカですか
ちゃんと成功して見せますよ
行きますよ、征」
僕達は和に背を向け、屋上へと向かった
私は知らなかった
この時既に、和のクセがでてることをに────。
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