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ただ甘いだけじゃ物足りない…?
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「ん…っ、よ…へっ」
「花道…っ」
もともとベッドの上にいた二人は
誘われるがまま 上体を倒していく。
「…洋平…、俺のこと好きかよ…」
「……わりい…ずっと、好きだった。」
唇を離し、桜木の首元にキスを落としていく。
「んっ…くすぐってえ…」
「可愛い。」
「うるせえよ、洋平…」
「でも俺が好き」
「…うぬっ」
照れている桜木。
それを見ながらまた興奮してしまう水戸。
そりゃそうだ。
長年欲しがっていたものが今やっと手に入ったのだから。
水戸はそのまま桜木のランニングシャツを
上にずらし上げた。
すると桜木は真っ赤になり、こう聞いた。
「や、やんのか…?」
「…やだ?」
「…どんなことすんだよ?俺は女性みたいに…あの…あれ…ないぞ…穴…」
「…ここにいれるんだよ、知らねーの?」
水戸は人差し指を
桜木の履いているジャージの上からアナル周辺に トン と触れる。
「んげっ!?う、嘘だろ!洋平!?そこ…うんこするとこだぞ!?」
「そうだぜ?…でもまぁ、俺を信じろ。な?ぜってー気持ちよくさせっからさ。」
「う、うう、む、無理!無理だろ!」
「信じろって。大丈夫。」
桜木を安心させるためにニコリと笑う水戸だったが
それでも嫌がるので
うるさい口に栓をした。…もちろん唇で。
「んっ…ふ、は…っ」
激しく舌を吸ってやると花道はビク!と肩を震わせ 息が荒くなる。
その様子を目で堪能しながら自分の唾を花道の口の中に流し込んだ。
その行為に一瞬驚いた桜木だったが
目を閉じ、何も嫌がらず拒まず受け入れ、飲み込んでくれる。
そんな花道が愛おしくて愛おしくて。
さっき、尻の穴に挿れると聞いて
力んだそのカラダは洋平の甘いキスによって
無力になっていく。
もう互いに ムスコの方はギンギンだった。
特に洋平はやばかったという。
そうして…
いつの間にか桜木は上半身裸になっていた。
恐るべき水戸の手技は留まるところを知らない。
舌を絡め合わせながら手をさらに下にスライドさせ、
ズボンとパンツともに手をかける。
グイッ!と一気に剥がすと桜木が恥ずかしそうに脚を閉じた。
だが勃ちあがったペニスは隠せるわけもなく…
水戸はゆっくりと唇を離す。
長い長い口づけで酸欠になった桜木は息を整えている。
(…今がチャンス!)
そうおもった水戸は桜木の両足を開かせ、その間に頭をいれ、ペニスに手をかけた。
「…っ!はぁっ…あっ、洋平…!?」
「…花道ってどこもかしこもデケェよな、はは。」
笑いながら上下にスライドさせていく水戸。
止めようと桜木は上半身を起こすが
その瞬間 ペニスを口に含まれ ビクン!と感じてしまい また悶えるように倒れ込んでしまう。
「…っあぁ…!だめ…やだって…、洋平っ!」
「…ちゅ、くちゅ。」
無言で桜木のペニスを舐めあげていく。
優しく優しく丁寧にするもんだから
力が抜けて 何も出来ない。
できるのは いやらしく声を張り上げることだけ。
「…んっ!はっぁ!ぁ…あっ!」
気持ちよすぎて
でも丁寧すぎて物足りない。
イクにはまだ少し刺激が足りない。
桜木は無意識に腰を動かしてしまっていた。
乱れるように狂おしく。
ガクガクと、刺激を求めて。
洋平にもっと触って欲しくて。
────そんな時だった。
玄関の方から、がちゃり。との音とともにこちらに近づいてくる足音が聞こえたのは。
だがしかし、ふたりは性交に夢中で
気づいてなかったのだ。
それが誰なのかも。
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