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食堂【その後】
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皇李達が出って、しばらく固まっていた生徒会が、元に戻りだしてた頃、王道くんは不機嫌な様子だった。
そんな王道くんを見て、副会長は王道くんに話しかけた
都「楓、どうしてそんなに不機嫌なのですか?」
そう聞くと
楓「だって、アイツ俺を無視したんだぞ!!」
と、副会長に怒りをぶつけだした
怒る王道くんに副会長は、宥めるように、
都「でも楓、あの人には関わらないでください」
と、王道くんに言い放った
その言葉に楓は、
楓「何で関わったらいけないんだ?」
と、怒りを抑えて聞く
都「それは…帝「アイツが特別な存在だからだ」
楓の問に答えようとしていた副会長を遮りながら、
会長が答えた
遮られた事に怒る副会長を無視しながら、会長は続ける
帝「アイツ、黒崎皇李は俺達と同じくらい生徒から人気があんだよ」
楓「人気?」
何故人気なあるのか分からないようで楓は聞く
帝「ああ、生徒会には親衛隊がいてな、生徒会の親衛隊は、この学園で一番大規模な親衛隊なんだよ」
会長の言葉に、副会長も続く
都「生徒会の親衛隊が一番大規模なのは、この学園では当たり前の事なんですよ、生徒会は生徒の代表ですから、生徒会に選ばれるのも色々と条件があり、家柄、成績、容姿、などと細かい条件をクリアした者が生徒会につけます。だから必然的に人気もあります。」
帝「だが、俺達の場合あくまで役員"達"で人気がある、確かに役員の中で誰がいいとかはあるが、あくまで生徒会というので人気があるわけだ」
都「ですが、あの人、黒崎さんは個人で私達と同じくらいまで人気がある方なのです。あの人の人気は凄まじく、"黒の君"と呼ばれるくらい人気があります。」
帝「個人で親衛隊を持つ者は確かにいるが、それが生徒会や風紀までの人気を持った奴は今までいなかった。だが、アイツは個人で俺達と同じくらいの人気を持つ、つまりアイツの影響力は凄く強い」
都「もし、あの人が楓に何かしようものなら、私達でさえ止められないかもしれない、っという事です。」
やっと説明し終わった時には、楓は寝そうになっていた
そんな楓を見て、副会長は
都「楓!大事な事なんですよ!?」
と言い、楓の肩を揺さぶっていた
肩を揺さぶられて目が覚めたのか、楓は
楓「おう!!分かったぞ!!」
と返事していたのであった
会話に入ってこなかったが、話は聞いていた双子は、楓に
修祥「「ついでに"風紀"と"白の君"にも関わらない方がいいよー」」
と、忠告していた
そんな双子を不思議そうに見ながら、
楓「おう!!分かったぞ!」
と言っていた
そんな楓だが生徒会に、一つだけ質問していた
楓「この学園に目が赤い奴っているか?」
一連の会話を聞いていないフリをしていながら聞いていた輝は、楓のその質問に目を細めたのであった
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