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寮への道で【樹side】
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皇李に手を引かれて寮への道を歩いてたら
無言の中
皇李が、俺に話かけてきた
皇李「いつまで黙ってるの?」
そんな問いかけに、俺はあわてて…
樹「いや〜なんて言ったらいいか分からんくてな」
なんて、言ってもうたんや
本当は…
嬉しい気持ちでいっぱいで、
言葉にならんかっただけやのに、
そんな俺に気づかずに、皇李は…
皇李「あんな事言われて、傷ついた顔するくらいなら、演技辞めたら?」
って、言ってきた、
ちゃうねんで、
俺は、皇李に嫌われるのが嫌なだけや
皇李にだけは、俺の事誤解してほしくないねん
でもな、
皇李がほんまに信じてくれるか不安やってんで、
でも、皇李が側におってくれるなら…
そんな思いが分かってるかのように、
俺を見つめてくるから、ドキっとしながら
皇李に答えた
樹「大丈夫やで、俺は腐男子やし、慣れてるから」
そう、皇李がいてくれんやったら、
大丈夫や
そんな俺の気持ちに、答えてくれるかのように
皇李は…
皇李「樹は僕のお気に入りなの、樹が大丈夫だとしても、僕が嫌なんだよ?僕を悲しませるつもり?」
って、言ってくれたんや、
まぁ、俺は皇李を悲しませるつもりないし、
否定したら、
皇李は、
皇李「じゃあ、これからは、あんな事言われても黙ってるなんて事しないでね?
じゃあないと、僕悲しむよ?」
なんて事言ってきた
俺のために悲しんでくれるんや、
その事実に俺はめっちゃ嬉しいくて、
樹「分かったわ」
って、答えたんや
皇李
俺は、皇李がいてくるんやったらいいねんで、
皇李がいてくるんやったら、
俺は強く、自分らしくおれるんや
だから、俺の前から消えんとってな
じゃあないと
俺はきっと
壊れてしまうから
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