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…introduction…
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ここは港町「エルドベリー」。
温暖な気候で季節の寒暖差も大きくなく、年間を通して過ごしやすい小さな町。
賑やかな商店通りを抜けた先、高台に一軒のギルドが存在している。木目が日を浴びて瑞々しくすら感じられるようなそのギルドであるが、新しいものではなく、年期と貫禄を見た目よりも感じさせる。
出入りしやすそうな、さながら町の酒場といった雰囲気のこのギルド、門の上には「白き聖杖」と書かれた看板が堂々とした佇まいで存在している。
ギルドのメンバーは日々、ここに集まる仕事をこなし、生計を立てている。
大きな仕事を狙い、一攫千金を目論む者。
探し物のついでに仕事をする者。
身寄りなくここに辿り着いた者。
あらゆる思惑を持つ者達が集まる場所ではあるが、メンバー同士の結束は強く、活気に溢れた場所。
そう、それが…
「……ようこそ、白き聖杖へ…!」
カウンターに立つ長身の男性が、ギルドの扉を開けた君に微笑んだ。
彼の白い髪は長く腰に至り、頭の上には髪と同じ色の…狐の耳がついている。その背後にはまた同じく白く太い尻尾が揺れていた。
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