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ashamed Ⅱ〜side黒尾〜
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「…あれ⁇」
試合終了のホイッスルと同時に烏野のコートを見たが
そこに俺の求める人物は居なくて
無意識に首の後ろを掻いていた
「くっろおー‼︎」
ドカッと音が鳴るほど木兎に後ろから抱き付かれて
痛いのと鬱陶しいのとで 額に青筋が浮かぶ
「…何だよ 痛ぇな」
「トイレ行こ‼︎」
「トイレぐらい普通に誘えよ‼︎
てか 赤葦と行けよ‼︎」
「それが赤葦いないだよな…
そしたら お前がそこに居たからさ‼︎」
「………」
何その しょうがないコレで良いか的なの…
「なぁなぁなぁなぁ‼︎ 早く行こうぜ⁉︎」
「はぁ 分かったよ… てか離れろ 重い」
「つれないな黒尾は〜
昨日人の事 風呂に引きずり込んだクセに‼︎」
「…うっ」
その事を引き合いに出されたら黙るしかない
俺は 相変わらず木兎にくっつかれたまま 歩き始めた
「ていうか…」
「ん⁇」
「歩きにくいわ‼︎」
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