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ticklish Ⅲ
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「なぁなぁ‼︎ 赤葦さんも木兎さんもスッゲェな‼︎」
「…そうだね」
「トサカヘッドも めっちゃ色々教えてくれるし‼︎」
「………」
部屋へ向かうたった数分で
僕をこんなにも苛立たせる天才がいるなんてね
目の前の小さな頭を見下ろしながら
なぜか昨夜の声が脳内再生されてしまい
一人赤面してしまった
「…キミさ」
「ん⁇」
「…なんでもない」
「⁇ なんだよ⁉︎ 変なの‼︎」
こんな小さい体で あの王様を受け入れている
僕より子供だと思っているのに
僕より大人に事をしている日向に 妙に戸惑う
「明日も楽しみだな‼︎」
「………」
そうだね
なんて 思わず返事しそうになってしまった自分自身には
もっと戸惑っていた
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