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帰還(龍之介side)
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本部に戻るなりマコトを捕まえて、シャワールームに引っ張り込んだ。
恋人であるユージンが抗議してきたが、聞いてやる余裕などない。
だったらおまえも来いと、服を着たまま引き入れて、ユージンに抱きしめさせたマコトを、背後から犯した。
「ふぁ……っ、あんっ、あ…っ、すご…っ」
「くそ…っ、オレとヤる時より、感じやがって……っ」
ユージンが噛みつくように、マコトの唇を奪った。
「……ンだよ、挿れちゃ…いねェ、だろーが……っ」
一応は気ィつかってンだぞと、双丘の肉の狭間に、猛った雄を繰り返し擦りつけた。
「中……欲し……っ」
喰らい尽くすような口づけから解放されたマコトが、苦しそうに濡れた瞳を向けてくる。
紅く色づいた入り口が、目の前で物欲しげにハクハクとうごめくのが、たまらなかった。
「……のヤロ、煽ンなって……っ」
「こっちを向け! オレが挿れてやる……っ」
ユージンがマコトをひっくり返して、性急に己のジッパーを引き下ろした。
ブルン、と飛び出してきた強度のある雄を、余裕なく秘部に押し当てる。
「ひぁ……っ」
マコトが喉を震わせて、鳴いた。
パン、パン、とリズミカルな音が、シャワーの水音に負けず、響き出す。
「あんっ、あっ、奥…っ、奥して…っ」
シャワーから立ち昇る湯気がブースに満ち、マコトの表情が甘く官能的に溶けていく。
「……なら、遠慮なくコッチを使わせてもらうぜ……?」
唇を親指でこじ開けて、猛った雁の部分を含ませる。
「む…っ、ふぁ……っ」
想い合う恋人達の情交を邪魔するのは不本意だったが、真に欲しい男が側にいないのだから、仕方がない。
昂った熱は、人肌で鎮めるまで納まらない。
不思議と独りで幾度放ってもダメなのだ。
過去に我慢したこともあったが、半日もすると気が狂いそうになり、相手構わず獣のようにのしかかる自分がいた。
被害を抑えるためにも、そうなる前に発散するしかないと、あきらめていた。
仲間は皆知っているから拒まない。
マコトがピチャ……と水音を響かせながら、ヌメる舌を絡めてくる。
向けられる瞳のやさしさに、包み込まれているのは単に昂りだけではないのだと知る。
……大丈夫だよ。
快感を引き出し、鎮めようとする舌から伝わってくるのは、慈しみに満ちた、とこまでもやわらかな愛情だ。
泣きたくなるような熱い塊が、背筋から這い上がり、身体の芯を駆け抜けていく。
「……ン…っ」
喉の奥に繰り返し、打ちつけた。
唇の端からこぼれ落ちる白濁を拭ってやると、チュ……と先端を吸われ、口内の肉が再びやわらかく締めつけてくる。
瞬く間に昂り、再び癒され、鎮められるうちに、昂る心もまた少しずつ凪いでいった。
激情が去り、冷静さが戻ってくると、マコトの熱い口内から己を引き抜いた。
「……ん…っ」
「……ンな、物欲しそう顔すンなって」
すっかりエロくなりやがって、と苦笑した。
「あとはユージンに癒してもらえ。落ち着いたら、食堂に来い。おまえの知りたがってた真相ってやつを教えてやる」
頬を撫でて感謝を伝えると、バトルスーツを脱ぎ捨て、一人先に背を向けた。
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