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公認カップル
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「おわんねぇ。どーしよーおわんねぇーよー」
三時間目終了間際である
家庭科の授業で裁縫がある。コースターを作り上げなければならないのだが、将吾と練汰は終わらせることが出来ないようだ
「俺もだ。後で提出にいこうと思ったけど。ムリだ」
「そーだ。部活これんの?」
「ムリムリ」
「激励会終わったけど、生徒会もあるし…行けたらいく…お前に会いにな」
ニコッと笑いかけられる
「あーそう」
くそ、にやけさせんなよ。
熱い。頬赤いかな…
「会いたいでしょう?」
「ん…」
成瀬「イチャイチャすなー。浦田~生徒会はやく切り上げようとしたけど。辞めよっかなぁ」
成瀬!!と、槇田
練汰「イチャイチャしてねーしっお前こそ、槇田に迷惑かけてねぇでさっさと終わらせよろな!」
成瀬「あ?俺はもうこんな課題先刻終わってんだよ。槇田が俺にくっついて来たんだし。」
なぁ?と後ろから抱きつく槇田に話しかける。
成瀬が後ろに体重をかけてずり落ちないように槇田はしっかり支えてる。
身長差も体格差も無いから槇田大変だろ。
槇田「あはは~練汰、嫉妬してくれるの?」
成瀬の肩から顔をだし、癒されたようににこにこして
練汰「してねぇぇぇぇぇぇぇっ!」
成瀬「槇田~さむーい」
体を槇田に預けきり、猫なで声だ
成瀬、槇田に甘やかされると人が変わるよな
槇田「はいはい、膝かけもって。」
お前がそうやって甘やかすから成瀬わがままなんだろっ
練汰「まじでお前らちょっとカップルにしかみえねぇんだよ!」
成瀬「はぁ?なにいっちゃってんの?王様と家臣だけど?」
急に鋭い目付きで睨まれるおい。誰こいつ。スイッチわかんねぇ。
将吾「成瀬、それ国が違う。」
てめぇの突っ込みどころも違う。
成瀬「とりあえず浦田は放課後俺と会議だ か ら。」
っ何に張り合ってきてんだ!
練汰「っ別に気にしてねぇっての」
槇田「練汰寂しいなら俺が待っててあげるよ」
成瀬「槇田は俺を待ってればいいの。」
槇田「ふふ、素直だねダーリン」
成瀬「あたりまえだよハニー」
なんで恥ずかしがりもせずさらりとんな会話すんの!ほんとのりがいいのか、ホントに付き合ってんのかわかんねぇから!!
練汰「…っはずかしんだよ!!ばか!!」
将吾「羨ましいんだけど。ね。」
お前がそうやってこっちを見るのは予測済みだ~がしかし返す言葉はねぇ!
練汰「俺を見るな!!」
将吾「俺がくるの、待てるよね?」
練汰「…っ甘えんな」
将吾「つれないなぁ…」
練汰「くるならこいっつぅの!」
クラスメイト一同
授業中なんですけど。
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