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ぶちギレ薬の幸福2
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「なんだったんだ?教室戻れって…愛夢変なの~確かどっかの机の上のなんかのめっていったっけ?」
?あった。将吾の机?これなんなんだ?
薬?を手に取り、手書きのそれを読み、思わず吹き出す
「…ぶっ」
愛夢、これ本気なんだよwアホクサ!!
「こんなの飲むかっつーの。」
ほんの少し笑ったあと、真顔でそういう
本当にどうしようもなく思えて、帰ろうとしたら
「れんたっ」
ガシッ!
「あ?」
誰?
後ろから羽交い締めにされる
そして、そいつになんだかわかんないものを無理矢理に飲まされる
「んぐぅ!?」
ごくんっ
「何すんだあ゛!」
ただでさえ、意味わかんなくてムッとしてんだぞ!
てめぇのメンタマ炙んぞごら!!
怒って後ろを振り向けば
「よっれんたっ」
愛夢…お前かぁぁぁぁぁ!!!
「なっなんだよ!いきなり変なもん飲ましやがって‼!」
「ごめんっれんた疲れてそうだから、サプリ飲ませた。」
「は?羽交い締めして飲ますことに意味はあったのか!フツーに飲ませろよォ!!!お前コレが将吾と一枚噛んでたらぶっ潰してやんだからな!!」
プスプス怒るれんた
にしては、過剰な様である
「チッ…将吾!!将吾どこだ!イラつくっあ゛~!」
謎の怒りの矛先はナゼか将吾に。
「おぅいーぞいーぞっ!」
小声で喜ぶ愛夢。正攻法では決してこの計画は成し遂げられなかった。
将吾がこの薬の処理をどうするのか、大抵予想していた。人の机にある妙なものを誰が勝手に飲むか…そう思って、置き去りにするであろう事を予想できた。
次に、練汰に直接飲ませなかったのは絶対に飲むわけないから。こんなもん俺もわたされたってのまない。そう、コレが重要。あえて見るからに怪しいものにすることであきれて帰ろうとした練汰に奇襲を仕掛けて飲ませる。
どちらも俺から渡したものを素直に飲むわけがないといって他の人に頼めるわけもない。
そう、まどろっこしいようで、ただ計画をたててやってみたかったダケのことだ。
とにかく、どうしたってもう結果は成功なのだから後の祭り。
あとは二人が喧嘩して更にギスギスすればいいこと。
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