アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
久々の逢瀬①※
-
(葵語り)
夏休みに入る少し前、先生に会えた。
先生とは2~3週間に1度、会えるか会えないかだ。
先生から連絡が来ない限り、会えない。
「葵、こっちにおいで。」
今日の先生は優しい。
ホテルの部屋に入ると抱きしめてくれた。
この瞬間が一番幸せ。
俺が先生を独り占めできる時間のはじまり。
『葵が好きだ』
突然頭の中で、熊谷先生の言葉がリフレインする。
生徒指導室でキスをしてすごくドキドキした。
先生とは全然違う煙草と甘い匂いを思い出す。
「葵、どうしたの?」
「なんでもない。先生、キスして。」
熊谷先生は、猪俣先生のことを好きでもいいと、俺に笑っていて欲しいと言ってくれた。俺は熊谷先生に何かしてあげれるのかな。
ぼんやりと考えていると、
「他のことは考えない。」
キスの合間に注意をされた。
次第に押し寄せる快楽に考えることを止めてしまう。
溺れそう。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 456