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「はいっ!」
弾ける大きな声で返事を返し、周りの笑いを誘った。
明るい奴だな、、。
ひなた、、そのまんまじゃないか。
名前が、『じゅん』、、か、、
名前が同じでも、僕と性格、真逆だな、、
「僕たち、名前がおんなじ!それも隣同士で、
うはははっ!仲良くしてね!」
「ちょ、、、声が大きいよ。」
クラスのみんなが一斉にこちらを向く。
担任が呆気にとられている。
僕の心配にも気に留めず、日向はニコニコしている。
変な奴。
そう言えば、あいつの名前は、なんていうんだろう。
担任が、その名を呼ぶ声を待っている自分に、
不思議さを感じる。
「悠野 天海 (ゆうの あまみ)」
そう呼んた。
落ち着いた、しっかりした声で、
「はい」という声が聞こえた。
「名前が苗字で、苗字が名前みたいでしょ。ふふっ!」
日向がまた喋ってくる。
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