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45 マコが問いかける
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こんなんじゃ学校に行けない。
変態な姿を晒すぐらいなら、死んだほうがマシだ。
どうして、こんな身体になってしまったんだろう。
いつからだったろう。
「兄さん、どうしたの?
具合悪いの?」
弟が言う
「あ、全然大丈夫。」
「マコ、マコは?」
「僕も大丈夫だよ。」
「兄さん?
兄さん、何か悩みがあるでしょ?
僕じゃダメ?
弟だから頼りにならない?
時々、1人で泣いてるでしょ?」
「え、、、?」
「マコ?
どうしてそんなこと言うの?」
「だって、朝の兄さんの顔見ると、よく目、腫ぼったいよ。
僕のために、部活も入らないで早く帰ってきてるでしょ?
僕もう大丈夫なんだから、兄さん、自分の好きに過ごしてよ。」
「マコ、何言ってるんだ。
兄さん、好きに過ごしてる。」
「兄さん、、知ってる?この頃、すっごく沈んでる。
僕、辛い、、。」
「ま、マコ、、。」
いけない。マコに心配かけてはダメだ。
それから、僕は、家で努めて明るく振る舞った。
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