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異常な状況だっていうのに、
僕は、気絶して、久しぶりに眠れた。
夕方、マコ達が帰ってきたことも気付かず、母が部屋に来て、
額に手を置いてくれたことも知らず。
起きると、頭が猛烈に痛く、腰が怠く、穴が痛い。
昨日の事を思い出して、呆然と佇んだ。
ベッドサイドのチェストの上に、置手紙がある。
『昨日、学校の先生からお電話がありました。
熱があるようだから、今日は休んで良く寝なさいね。
お腹が空いたら、台所にスープと煮魚があるから食べなさい。
なるべく早く帰ります。
母』
手紙を握りしめて泣いた。
「おおおおお、、、、、おおおおおお、、、、、おおおおおおお、、、」
腹の底から悲しかった。
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