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車椅子から降りようとするマコを、誠一郎が諭すように肩を抱きしめて言った。
「後でわかるだろうから、本当の事を言う。
落ち着いて聞いてくれよ。マコ。
お前まで何かあったら、母さんは生きられない。」
マコが蒼白になって頷く。
「潤が、レイプされた。高校の教師に。
腸に熱い湯を入れられて、火傷を負って重体なんだ。
兄さんが、、、生きられるように、、祈ってやってくれ、、、」
口を両手で覆って、震えるマコが、痛々しかった。
潤が意識不明の間、小田切の事情徴収が行われた。
薄笑いをしたまま、黙秘権を行使し、口を割らない。
時々奇声を発したり、ペニスを壁に擦り付けて射精したりと、奇行を繰り返す。
証拠物件となったスマートフォンには、例の潤のレイプ写真があった。
警察から見せられた誠一郎は息を飲んだ。
いったい、、どこで、、、、、!
幼い潤が、苦痛で顔を歪ませている。
腹を膨らませ、全裸で。
佳子には決して見せられない。
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