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※満たされたい
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べろ、と。布ごしに膨らんだそれを舐める。ふにふにしてる、なんか変な感じ。ハナクソは相変わらず暴れる暴れる。…いい加減ほんとウザい、イラっとしてパンツを雑にズラすとハナクソのそれが飛び出してきた。それより、そんなことより俺が驚いたのは。
「毛薄っ」
「コラくそ、気にしてんのに…!!」
「え?なんでなの?毛うっす」
「知るかよバカぁ…遺伝じゃねぇの、つーかそんなマジマジとみんなよカス死ね離せウンコ野郎」
「うわっ、さらっさら。お前チン毛にトリートメントでもしてんの?なにこれ?つーか本当に黒?なにこれ?」
「トリートメントなんかするわけねーだろアホか!っ、てか、キワどいとこ、触んなって、」
パンツの中に収められていたハナクソのちんこは半勃ち、にもかかわらず俺よりはまぁ、小さい。男としては標準ってかんじ。ほんとだ、意外とグロくない。ゲイビみた時はちょっと、人のちんこにゾッとしたけど。つん、と、てっぺんをつついてみる。おお、すげぇー、ハナクソの言ったとおり、自分の触ってんのと大差ねぇな。
「ちゃんと剥けてたんだな」
「バカにしてんのか!っ、んんっ、く、そ、先っぽ指で弄るなよ、」
ぐりっ。先端を親指で押さえつける。びくっびくっと跳ねる腰、ほぉ。
「お前先端派か」
手に収まるそれを、執拗に攻める。あっという間に俺の親指が濡れていく。くち、くち、と、静かな部屋に小さな水音が響いた。
「ん、く…っ、」
「ちゃんと勃ったな」
「う、るっせぇよ、…ッ!」
両手で口を抑えるハナクソ、涙目、目元が赤い。全然可愛くねぇ、漏れる声も男の声だし、今俺がいじくり回してんのも男についてるもんだし、ほんと可愛くねぇ。声、抑える必要なくね?俺しかここにはいないのに。…可愛くねー!
上下に擦ると、ハナクソのそれは硬さを増していく。大きくなっていくそれ、ハナクソの顔をちら、と覗き見ると、歯を食いしばって目をぎゅうっと瞑っていた。
「ん、く…ッ!ぁ、の、さ…!も、もう、手ぇ、はなして、は、恥ずかしい、死ぬ、から、」
「…ふぅん、俺も恥ずかしいわ」
「ッ、ん、んん、っ、擦、ん、…ふ、だから、はな、せよ…」
擦る手を早める。やっぱ先端が弱くても、先端だけじゃ上手く気持ち良くはなれない。男ですからね、やっぱり裏筋擦られなきゃモノたんねーだろ。ハナクソの息が荒くなっていく、口元を抑えていたはずの手は、いつの間にかベッドのシーツを握りしめていた。
可愛くねぇ、可愛くねぇ、全然これっぽっちも可愛くねぇ、もっと見たい、声も聞きたい、くそ、ドキドキする。まだ、ドキドキしてる。収まらない、寧ろ鼓動が速まってるような気さえ、する。だめだ、俺、ほんとスケベかも。…もっと、エロいことがしたい。
ぱ、っとハナクソのちんこから手を離す。ハナクソの顔は安心したような、少し残念そうな顔。そーだろ、良かっただろ。俺、性欲そんなに強くないと思ってたんだけどな、お前を目の前にするとそんなの関係なくなるみてぇだわ。
我慢、できない。これっぽっちも。したいこと全部したい。全部見たい。あのハナクソが、あのクソ生意気で、すぐ俺に喧嘩売ってきて、睨み効かせてくるようなこのプライドの高い男が、俺の手によって乱れるのは…すげー気分がいい。
好きだと。一度口にだしてしまえばほんとに終わりだと思ってた。…言ってよかった、素直に今の自分のこの高ぶる気持ちを認められる。
恋を、している。
「ひ、っ、!ワカメ!おま、…!」
舌をだして、べろり。先端を舐めるとしょっぱい。ひくひくしている鈴口に、唾液をすりこませるように舌を押し付けた。しょっぱい、しょっぱい、俺のとはまた、違う味がした。
「汚い!汚いから!」
「手ェ離せっていったろ」
「だからって舐めるやつがあるかよ!」
「お前とおんなじことしてるだけだろーが。ちょっと、膝閉じんな、邪魔」
「閉じるわ!ま、まじで…?なぁ、」
「お前に出来て、俺に出来ないことはこの先一つもない」
「………、なん、だよそれ、どんな殺し文句…!」
シーツを握りしめてていた手のひらを、今度はまた自分の顔へもっていって覆い隠してしまった。指の隙間から見える顔が赤い、あーウケる、そういや俺たち、いっつもこんなんばっかりだ。
上手く好きとも言えない、いっつも最後の最後には喧嘩。
それでも、何故か、お前がいい。
それでも、なぜか、隣にいるのはいつもハナクソ、お前だよ。
「ハナクソ、こっち向け」
「いやだ、ちんこから顔離してくれたら考える」
「…涼介、こっち向いて」
「………そんなのずるい…」
指の隙間から、ハナクソの目が覗く。それ、俺がお前にクソダサい告白した時にもみた。それ、恥ずかしさの絶頂に達したらすんの?癖?
殺したいほど嫌いだったけど、平気な顔でちんこ弄れるぐらいには、好き。好きだ。大好きだ。バーカ。
「お前、やっぱブス」
でもな、そういうこと言うのって、俺ららしくねぇとおもうの、なんつーか、もうただでさえ心臓痛いほどときめいてんのに、これ以上は無理。「はぁ?!」と、何か反撃をしてこようとするハナクソ、だめだな、俺たち。こんな時まで、やっぱり喧嘩腰っつーのはさ。
ふ、と、笑みがこぼれる。
「何笑ってんだよ!」
「いただきまーす」
「あ?…ぁっ!」
わざと、ぴちゃ。と音を鳴らして、先端を咥える。熱いそれを舐める。歯が当たらないように口をすぼめて、右手で竿を擦る。それから左手で睾丸を揉むと、男なら誰だって気持ちいい。経験はない、でも知識はある。どうされたら気持ちいいか、それぐらいわかる。なんたって高校生、真っ盛りですから。
「く、ぅ…ん、は…クッソ、お前の口ん中、あ、っつい…」
黙れ。熱いのはお前のブツだよバカ。口の中に広がるしょっぱい味と、とぷ、と溢れ出す量が増えるのがわかる。まじか俺。俺こんなこと出来ちゃうのか。すげぇね、愛の力?ははっ、鳥肌立つわ。
「ぢゅっ、は、…はは、気持ちよさそーな顔しやがって」
「ァ、息、が…!」
「だから、これお前、おんなじことさっき俺にしたから。」
「ごめん、まじでごめん、それ以上触んな、お願い、だから…!も、」
もう、の続きは何と無くわかった。でも俺、やめろって言われたらやめたくなくなるタイプなんだよな、知ってるくせに。
ニヤケる。口角が自然と上をむく。もう一度。今度は裏筋を舌で舐め上げる。べろり、完全に勃起したそれが、小さく震えた。そろそろ限界?だよなぁ、始めてこんなことされたら、ぶっちゃけ興奮するよなぁ?
気にすることなく、ちんこをいじる手は止めない。ぐちゅ、ぐち、ぐちゅ、と、音がうるさくなっていく。ハナクソの息も、荒い。イくとき、どんな顔するんだろう。そればっかりが気になって目が離せない。
「ぁ、う…!くっそ、くそ、くそ…!もう、死んで…ッ!ぁ、あ、イっ、イヤだ、って!」
ハナクソの手が伸びてきて俺の頭を押しのける。そしてその手はそのまま、自分のちんこを根元をぎゅうっと押さえつけた。
「なにやってんの?」
「イ、きそう、だから、っ!」
「出せばいいじゃん。手ぇ離せば」
「汚れるだろ!ここ、お前のベッド、なのに…!」
「いいから出せ。」
ハナクソの手ごと、それを包みこむ。ハナクソが何か言ってくる前に、上下に勢いをつけて擦った。
「あっ!ぁ、く、ん、…!うぁ、あ、ぁ、…あっ!は、マジ、や、っば、い…!はっ、お前の手に、出、し、ちゃ……イっ、」
ぴゅく、とぷっ、とぷ、と、力なく白い液体が手のひらに吐き出された。ぬるぬるする。それがシーツに垂れないように、枕元にあったティッシュをハナクソのちんこにあてると、ハナクソは大袈裟なほどビクっとはねた。イッてすぐ、ティッシュの繊維がちんこに当たるのがそんなに嫌か、後ひくもんな?わかるけどさ。はぁ、はぁ、と荒い息、整えるのに必死のハナクソの髪は乱れている。ティッシュで手のひらの精液を拭き取って、その髪を耳にかけてやるとキッと睨まれた。
「………………。」
「………………。」
「………………も、やだ。恥ずかしい埋まる死ぬ帰る」
「どこいくんだよ。いかせねーぞおい」
「お、お前の、手に、出す…とか、俺もう、むり…!死んでください、なにもかも忘れてしんでください」
「なんでだよ!お前これで満足したの?ざけんなまだだよ」
「お前に先にイかされるとかマジで屈辱で死にそうだから喋りかけてくんなよワカメがカスが…!なんだよ、先にそのデカチンから搾り取ってやろうと思ったのに…!!」
「………じゃあ、ケツこっちむけて」
「え。それは無理。無理って言ったじゃん、話きいてた?」
「だからさぁ、ケツに入れなきゃいいんだろ、俺だってまだお前のケツほじくろうなんて思ってねぇよ。」
「いや思ってんだろ、ケツ向けろって言ったじゃん今、なにするつもりなんですかワカメさんコラ」
「素股?」
「……は?」
「す、…また?」
「………。」
「………。」
沈黙。ハナクソの死んだ目がこちらを向く。そんな目しなくてもよくね?悪いけど、俺、さっきのお前のイき顔で結構キてんだよ、キヨシジュニアがフルでこんにちはしてんだよ。反則だろお前、あんな顔赤くして、苦しそうにして、反則だろ。
でも流石に素股は引かれたか。つーか男同士で素股ってどうすりゃいいの?女と寝たこともねぇのにできんの?ハナクソの細い太ももを見る。これ、ちゃんと挟まるか?いろいろとぐるぐると考えていると、ハナクソは盛大に深呼吸をした。そしてぱちん、と一度、自分の頬をはたく。
「よしこい。」
「よしこい、じゃねぇよ、大の字になってどうすんだよ!」
「あ?素股ってなに?ごめんよく分かってないんだけど」
「はぁ?お前…まじかよ。素股っつーのは、」
ハナクソの内腿に手を突っ込む。そのまま上に指をすべらせ、睾丸に触れないギリギリのところでぴたり、ととめる。
「ここ、穴代わりに使うってこと」
「あっ?!穴?!っ、…じゃあ、どういう体制とればいいんだよ…」
「は?すんの?」
「してーんだろーがお前が!ったく手のかかるワカメだよ。四つん這い?四つん這いか?ちょっとまてよ、よいしょ」
賢者タイムとやらが、お前にはないのか。
おっさんみたいな掛け声とともに、俺にケツをむけてきた。…ちっせーケツだなおい。つーか、細い。やっぱり。いけてる?飯くってる?死ぬ?ぷらん、と、完全に萎えたちんこ、もう恥ずかしがる素振りは見せない。慣れんのはえーよ。
「こ、れで、いいの?」
「………お前さぁ。ほんと、クソだよな」
「なんて?!こんなに尽くしてんのにテメーはまだそんな事いうわけ?!」
「だからだよ!だから、もう、なんか、いっぱいいっぱいになるんだって!」
ほんと勘弁してほしい。なにが悲しくて男のケツに、なにが悲しくてハナクソに、興奮して、ちんこおっ勃てちゃって、俺、もう戻れない。
「……ローションとってくるからその体制で待ってて」
「いやだわアホか。寝転んでるからさっさととってこいよ」
ぼふんと、そのままうつ伏せになるハナクソ。なぁ、俺さぁ。いまだかつてないぐらい、期待してんの。もしかしたら変態かもしれない。ほんと、スケベ。
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