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浴衣
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「ふぃー…中也上がったからどうぞ〜
とっても気持ちよかったよ〜」
「ん…じゃあ入ってくる」
「あ、中也中也、
この浴衣さ…あ、やっぱり何でもない!
早く入ってきな!」
「わ、わかったから押すなって!」
ガチャ
「わ…そういやぁこんな綺麗ででかい露天なんて久しぶりだな…」
ポチャン…
「きもち…ふわぁ…眠い…
夕飯なんだろうなぁ…腹減ってきた…」
あがろ…
浴衣か…
ん…ん?
どっちが上だっけ?どうやって着るんだっけ…
とりあえず下着だけ履こ
「太宰ー!!」
ガチャ
「ど、どうしたの!?え、浴衣は!?」
「着方わからんねぇ」
「えっと…僕に着せろと?」
「あぁ、お願いしたい…」
「任せて!笑
中也の浴衣姿見たかったんだよ!」
「へ!?な、何で!?!?」
「良いから良いから」
「じゃあ、紐通すかね〜」
あ、右が上だったか…覚えておこう…
「ン…ちょ…だざ…いっ」
「あれ?穴通すとこ見つからない…」
ごそごそと俺の左の脇腹あたりで太宰の手が動いてる
くすぐってぇ…
「って!ちょっとエッチな声出さないでくれるかなぁ?」
「な!?出してねぇし!
テメェがゴソゴソやってんのがいけねぇんだ!」
「あ、通せた」
それから紐を結んで帯を手に取る太宰
「じゃあ帯結ぶね〜
あ、中也と僕、同じ匂いするね〜」
「おい…そういうのは女の子とやってろよ…
宿の使ってるんだから匂いが同じで当然だ
あと、浴衣…なんか大きくね?」
「ぷっ笑
あははははは!ふー…ふー…
っあははっ!!」
「おい!俺の浴衣姿見たかったんだよってこれか!?
馬鹿にしやがって!」
「いや…」
「???」
急に真顔になって肩を掴んできた
「とってもセクシーで可愛いよ」
「……………」バコッ!
「いたいよ!!」
「くそ…」
そう、太宰でもゆったり着れるくらいの浴衣は俺にとっては大きくてぶかぶかだった
ちょいちょい肩がずれてくる
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