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頭が痛い…
でもフワフワする…
酔っ払ってるのかな?
「ゆうきっ…気持ち良いよ…」
「あっ…おえも、きもひ……」
目眩が酷い。
自分が自分じゃないみたい…
「あ、あははははははっ…あぁっ」
「すっげ、頭可笑しくなってんの」
「おかひ……あはははっ……おえっ」
「おいおい、吐くなよ」
頭が上手く回らない…
何をしてんだろう…
あー、考えるのも無理だ。
全身がすげー熱い。
内臓が焼かれてるみたいな、熱さ。
おまけにビリビリして、何が何だかわからない。
吐き気もすごいする。
今すぐ胃の中にあるもん全部吐き出したい。
「10時間ぶっ通しのセックスってどうよ…お前の中、もう裂けてるし」
「はぁっ……くっ…あはははははっ」
おかしい…
声は聞こえるのに、ハッキリと聞こえるのに、
意味がわからない。
何を言ってるんだ?
聞こえるはずなのに、何も聞こえない。
「あーあ、壊れちゃった。さすがに一発にこんな量打ったらヤバかった?」
楽しい。
何もかも、楽しい…
目を開けても目の前が真っ暗。
でもその先にいる……誰かを求める。
楽しい…もっと楽しませろ…
「…ゆうき…」
「わ…んない…ああっ…んっ…」
何も聞こえない。
おれはだれ?
なにを、してんだ?
自分で自分がしてることもわからない。
「ゆうき?」
「わか…ない!…」
「いいんだよ、わかんないままで……俺の気が済むまでそうしてればいいんだよ……最後は、楽にしてやるから」
もっともっと楽しい事がしたい。
なんなんだろうな…
「おえぇっ」
「うわっ、きったねぇ」
すっごく気持ち良い。
何をしても気持ち…いい。
ずっと、このままで居たい…
ははははっ、なんか死にそうだ。
「…ぅ!!!…ぃ……!!!」
「…ぇ!……ぃ?」
遠くから、なんか聞こえる…
ふっと残った気力で声がするほうに顔を向けても、何も見えない。
そしたら何かに頬を撫でられて…
その触れ方と、その温度に、ホッとして、俺は考えるのをやめた。
堀川side end
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