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夜の街で....
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「はぁ....」
ため息を吐きながら夜の街を歩いていく....
家に帰りたくない....
そうして、フラフラと何処に行くわけでもなく、なにか目的があるわけでもなく、ふらふら、ただ、フラフラしていた。
でも、後悔した。
「光輝兄さん....」
目にしたのは、可愛くて、胸が大きくて、男なら誰でも一度は付き合ってみたいような、そんな女の子と満面の笑みで歩く光輝兄さんの姿だった。
胸がキューっと締め付けられて、自然と涙がこぼれてくる。
ぽろぽろぽろ....ぼろぼろぼろ....
溢れて、溢れて、涙は止まることを知らない....
「兄さん....兄さん....好き....大好き........」
思わず口にしたけど、その言葉は兄さんには届かない。
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