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(・・・先生が気持ちいいなら、それでもいいか)
それだけで不思議と、この苦しさに耐えれるような気がして、御崎は、自分が無意識の内に僅かに微笑んだことに気付かなかった。
しかし、ペニスを無理矢理しゃぶらされている姿を凝視し、視姦していた神田は、その表情の変化を当の本人以上に察して、眉を顰める。
「ん、く・・・っ、んぅ?」
不機嫌とも取れるような表情で、神田は御崎の頬を指先で撫でた。
「なんつーエロい顔してるの」
「?」
言葉の意味がわからず、キョトンとして神田を見上げる御崎の態度に、神田は苦虫を噛み潰したような顔でますます不機嫌になる。
「そーゆーさぁ、相手さえ良ければ自分はどうでもいいみたいな顔。調教し甲斐が無くてつまんないよ」
『つまらない』その言葉からは、その言葉以上の感情が汲み取れる。
まるで・・・もっと自分の事を考えて欲しい、他人より自分自信を優先して欲しい・・・そんな感情が込められているような。はたまた、その平坦な声と同じく、言葉以外の感情なんて持たないのかもしれない。
そしてその神田の言葉が、
『もっと、先生を知りたい』
そんな御崎の願いを加速させる。
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