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「あっ!はっ、ぁっ」
ぐちゅぐちゅ卑猥な水音と、肌と肌が打ち付けられる音が僕の耳を痛めつける。
外はもうとっくに陽が落ちて、闇が世界を征していた。
何度も絶頂に導かれたそこは、赤く充血してシーツが擦れるだけでとてつもない快感が走る。後ろも、もう中に何回出されたか分からない。
出されたものが彼の欲望にかき混ぜられて、白く泡立ち太ももを伝う。
あれから彼の家に引っ張りこまれて、ずっと、休憩なしに犯され続けている。僕の体には、キスマークと血が滲むほど強く噛まれた痕が刻まれた。……刻まれ続けている。
「ん、?考えごとしてるの?
まだ足りないんだぁ、そっかぁ」
「ちっ、がぁっ! はぁっ、あぁ!もっ、ゆ、るしっぁ!て、」
突然、彼の欲望が抜かれた。
驚きつつも、やっと許してくれたのかと思った僕は本当に馬鹿だ。
後ろから突かれていた体勢から、ひっくり返されて正面からまた突き刺される。
「許してほしい?」
目を三日月形にして微笑を浮かべながら、彼が問いかける。もうずぐずぐに溶かされた僕には、微笑の意味を考える余裕なんてなくただ必死に頷いた。
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