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Episode.5
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確か朝俺にぶつかってきた…………
あぁ、顔しか分かんねーわ
関わりたくねー
「君、今朝"僕"がぶつかった人だよね?嫌なタイミングだなぁ………ごめん、さっきまでの事見逃してくれるかな?」
何だこの無駄に爽やかな男
なんかスゲー周りがキラキラしてやがる
「うーん……僕が話しつけとくから教室戻って」
「え、…でも…わ、私…」
「戻って?」
うわっ……コイツ、声は優しいのに顔笑ってねーじゃん
「う、うん…分かった。ごめんね遼太くん」
女はそそくさと服を着てその場を後にした
何だこの沈黙
なんで野郎と二人向かい合って黙ってんだよ…ッチ…なんか喋れよ
うぜえ
「別に言わねーし、お前らにどうこととか考えてねーから。あ、ただ、ここでは辞めたほうがいい。恭ちゃ…いや九条先生に殺さ…怒られるからな、気よつけろよ」
俺は言う事だけ言って次の昼寝場所を探そうと保健室を出て行こうとした
だが
「クスクスッッ……え?なに、"俺"の事心配してんの?」
は?コイツ頭おかしいのか?ん?
てか、俺?
「心外だなぁ、俺はこの学園に絶対的信頼がある。こんな事信じる人なんて居ないし、他なる遊びに過ぎないよ、本気にしないでよ」
……………イラッ
こいつ俺の嫌いな分類の奴だ
「それよりさ、君のせいで遊び相手居なくなったじゃんどーしてくれんの?」
ちょっと待て、俺のせい?
てかなんでこっち来んだよ
「テメェらがこんな所選ぶのが悪いんだろうが!俺のせいにすんな、てかこっち来んな!!」
「無駄にキャンキャン吠える駄犬だなぁ、本当五月蠅いなぁ……ッ!!!」
「ッ?!?!」
!?!?ん?俺今何されてんの?
え?いきなり手首掴まれて抱きせられて
…………………キスされてんのか?
一瞬頭の中が真っ白になったが今起こってる状況を把握し俺はその男を蹴り飛ばす
「テメェ!!喧嘩売ってんのか!ふざけんのもいい加減にしろよ」
「……っ痛ぇ…普通蹴らないでしょ……ッフ…嫌って言う割には顔赤いけど?え、何?ファーストキスだった?」
「!?////」
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