アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
斜め前 (高校時代)
-
いつも斜め前には坊主頭の先輩がいた
たぶん野球部だなって思ったけど他校だし関わりはなかった
でもいつも見てると人柄が見えてきて
尊敬っていうか
憧れの存在になってた
身体もガッチリしてて
切れ長な目でかっこいい顔
後輩にも慕われてて
なんか1本芯がある感じ
俺もあんなふうになりてぇーよ
はぁ…
「どーした柊!ため息なんてにあわねーぞ♪」
駆け寄ってきたのはいつも一緒にいる匠海っていうやつで
かなりテンションが高いんだよなぁ
まぁ、嫌いじゃないけど
「べつになんもねーよ」
「ふーーんwそんな顔して何もないってお前嘘下手すぎwどーせ恋だろ!」
「ハァ!?」
「お!図星か?w」
「ちげーって」
「うーこわっ!そんな睨むなよなぁ?
んで、何?普通に俺聞くけど」
匠海は急に真面目トーンで聞いてきた
俺…これに弱いんだよな
ついつい話しちゃうんだ
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
1 / 7