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Episode4-5
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「あ、あの、巧さん?」
福士さんのほうを振り返らないまま、返事をすると
福士さんは俺に遠慮がちに言った。
「…手、今触れましたよね。大丈夫、でしたか…?」
福士さんは、俺が思っている以上に俺のことを考えてくれている。
俺の物、を触ることはあっても
絶対に俺自身には触れてこない。
「これくらいなら、別に平気ですから。」
…本当は嘘だ。
でも、福士さんだから平気だ、なんて
そんなこと言えるわけもない。
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