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Episode2-6
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「………何もないですけど、それでもいいなら。」
「本当ですか?ありがとうございます。」
「………いえ。」
話を持ちかけたのは俺の方なわけだし
断るわけにもいかない。
人間嫌いなくせに何やってんだろ、ほんと。
今更変わろうったって、無理な話なのに。
「五十嵐のお家って、どの辺なんですか?」
「ここの最寄駅から3駅くらい、ですかね。」
「じゃあ俺、タクシーで行きますね?……五十嵐さん潔癖症だから、車に人を乗せるのとか苦手でしょう?」
「………ま、まぁ…。」
……なんか全部よまれてる気がする。
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