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Episode3-1
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「…さん、巧さん…。」
「ん……。」
俺の名前を呼ぶ声がする。
この家には俺しかいないはずなのに
誰だ……?
「…巧さん、おはようございます。」
いつもなら明るい部屋は薄暗くなっていて
そこに、ぼんやりと人の顔が見えた。
「部屋、暗い…。」
「巧さんもしかして、部屋明るくないと寝れない人なんですか?」
「………暗いと、何も見えないから…。」
俺が言うと、ぱちんっと部屋の電気がつけられた。
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