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逃げたい
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エレベーターを使ったら人に会うかもしれないといって階段で降りることにした。
歩きづらい。
ふらっ___
「っと、しっかり歩けよ、足あるんだからよ」
こうなったのは誰のせいだと思ってるんですか。
3階から1階につくのに普段なら5分もかからないであろう、それが今日は10分もかかった。こんなにも時間がかかるんだ。
そのくらい衰弱しているのだと気づいた
「ここで待ってろよ、おれはちょっと管理人と話してくるから」
僕は逃げる気力なんてない。
ただ帰ってくるのを待ってた…
目の前にあの人が来るまでは・・・
「ゆうし?」
れんではない声だった
「す…ばる…さん?」
この時しかないと思った、僕はもう歩けない、この人に頼むしか…
「た…すけ、て、お願い。今すぐ、あの場所連れてって」
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