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望む答えはただ一つⅡ
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あまりの怖さに携帯を布団へ投げようとした時だった。
またしてもブーブーと携帯が震えた。
恐怖を感じつつメールボックスを開く。
差出人は巡だった。
件名 赤峰巡です
本文
えと、わかりました。見苦しいの送って
ごめんなさい。
んと、あのさ、今は何してますか?
短くなったメールはやっぱり敬語で、迷い言葉も抜てなかった。
恐怖心で面白いとかそんな思考なかった俺は、聞いていいのかすらわからないままに
今は今の巡のメールと前に一回送られたメール見返して恐怖で怯えてる。
何か原因わかる?
と送信した。
それは直ぐに返って来た。
早さに驚くまま開くと
今日は遅いので寝ます。
明日詳しく聞かせて。おやすみなさい
と書かれていた。
「お、おやすみじゃねぇー!!!」
まだ22時過ぎなのに遅いってなんだ!
小学生かよ!
てか、急にタメ混じってるし!タメで書けんじゃん!それより明日聞かせてってなにぃ⁉何か知ってたりしねぇ⁉訳あり⁉つか、つか!!めちゃくちゃ返信早ぇじゃん!!!!!!今までの何⁉⁉
恐怖に恐怖を重ねた、言葉にならない恐怖は巡によって明日へと持ち越されました…--。
「怖い…」
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