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そこに巡の過去が潜んでるんじゃないのか?
今まで過去を話したら離れたとか、それだったら辻褄はあってる。俺の推測だけど。だけども、それを口にはしない。あえて。
そこに関しては巡本人から直接聞きたいから。俺が下手に口出ししたくないんだ。それを利用して嘘吐かれたくないから。
「…そんな、、ものなのか…?」
「え?」
「時間掛けても友達以上になれないなら、皆どうやって友達以上になってんだよ」
「それは……上辺だけの友達。友達以上は全て打ち明けてんだよ」(…多分な)
「そ、なのか…?じゃあ、柊季の周りにいる人達は?」
そこ突きますかぁ!!そーです!上辺だけの友達って奴です!凪は微妙として!←
なんて言っていいのかぁ⁉って、、巡の兄貴は知ってんだよなぁぁぁ!!!
落ち着こう。
なんて言うか、巡は純粋だな。根拠もないのに信じてしまう。なんか悪い気がする。
それに巡の兄貴はそんな酷い奴じゃないと思う。いや、酷いけど!けれども!巡の事守ろうとしてるからこんな事させたんだろうし?うん、そうだよきっと。
「上辺だけ。凪、この前一緒に家来た奴は幼馴染だけど」
「…………俺の事聞いても、話さねぇ?一生!…、裏切らねぇって………約束、してくれる?」
その真剣な眼差しは嘘も偽りもなくて、一生なんて重い言葉すら本気で向き合って欲しいと言われてる気がして--。
俺は うん って言葉しか返せなかったけど、本気だったのは事実だ。
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