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新アイドルグループ
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世界的人気を誇る
女性アイドルユニット[drop lipes]
彼女達は世界中のメディアに向けて
衝撃的発表をした。
リーダーであるメキは
「今回、私達の事務所であるサニーサイド芸能事務所は新アイドルグループをデビューさせることが決定しました。」
「応募人数は5名。そして、私達
droplipesがメインプロディースと
なります」
「デビューは半年後の
秋となりますにゃ!」
「なお、最終判定は私達となります!」
──────────────────
渡邊千秋は都内の高校に通う普通の高校生だ。今日も学校が終わり普通に電車に乗り帰ろうとしていた。
今日も学校ではdroplipesの話で持ちきりだった。新アイドルグループ。
あのサニーサイド芸能事務所のことだ。
今回のデビューは今までにないないものになるだうって。
確かにdroplipesの歌は好きだ。歌っていて、楽しくなる。
『…唇に甘いアメを、
貴方に届けたいな…』
いつのまにか口ずさんでいると、
突然後ろから声をかけられた
「なぁ、おねぇさん!歌上手いな!」
「わ!?」
お、お姉さん…?
「あれ、驚かした?ごめんな!」
そう言ってニシシと
笑っている金髪の人。
「なにか、用ですか…?」
「え?あ、そうそう!
聞きたいことがあってさ!」
その人はスマホの画面を見せた。
そこには、
「どこかの、会場?」
「そ!ダンスコンテスト!」
「ダンス?あ、そういえば全国コンテストあるよね」
「おー!話がわかるな!俺、福岡から来たんだけど、東京って全然わかんなくてさ~!」
確かにその人はキャリーケース
を持っていた
それに、その人は男の俺から見ても
かっこいいとと思う。
「ここなら案内するよ?」
「ほんとか!?助かる!俺、橘夏樹な!お姉さんは?」
ま、まだ女の子かと思ってたんだ…
「渡邊千秋。それに俺、男だよ?」
夏樹は一瞬時が止まって、すごく驚いた顔をした
「えぇぇ!?嘘だろ!?」
「ホントホント。」
「えぇ…マジかよ…すげぇかわいいって思ったのに。」
「かわいくないって。」
苦笑いすると夏樹は「え?」
と言って、
「まぁ、男の方がいっか!
とゆうか千秋歌上手いな!すげぇ綺麗な声だった!」
口ずさんでいただけなのに
よく、聞き取れたなぁ…。
「歌好きなんだ」
「俺もダンス大好きだぜ!」
「そうなんだ!
夏樹のダンス見てみたいなぁ…。」
「俺が日本一になったら一番に見してやるよ!」
「ほんと?ありがと」
ニコッと笑うと夏樹は顔を赤くして背けてしまった。
あれ、俺なんか変なこと言ったかな…?
会話をしながらくると、あっというまに
会場の近くだった
「じゃあ、ここからわかるよね?」
「おう、ありがとうな!」
「どういたしまして!応援してるね」
「…あ、あのさ!連ら…「む!?!?」
言いかけた夏樹は何者かによって遮られた。その人は俺と夏樹の腕をつかんで
「Wow!!!ちょっと君達!?最高!!ほら!行くよ!!!」
ズルズルと引きずられて
近くのビルに入ってしまった。
ビルの看板に
[サニーサイド芸能事務所]
ここって!?!?
腕をつかんでいた
その人はマスクとサングラスとキャップを外した。
キャラメル色の髪が揺れて
「見っつけた~☆」
「!?」
「メキ!」
droplipesのリーダー
メキだった
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