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猫の導き??
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理太side
今日は用事があって、東京の出版社に
来ていた。
早めに帰ろうと思い駅に行く途中、公園で木の上を見上げている奴がいた
困っているのかもしれないと思い
声をかけようか、とまどっていると
そいつはこっちに気づき手招きをした
近付くとそいつは木の上を指差して
「ねぇ、あの子
降りてこないんだけど。」
指差す先には猫がいた。
「猫?」
「降りてこられなくなっちゃった
ぽいんだよねぇ…」
「マジか…」
あの高さはいくら身長があっても
届かないと思う…
いや、俺が165しかないからじゃないならな?違うからな?
「登るかぁ…」
「いやいや!まてまてまて!」
木登りを始めようとするそいつを止めて
猫を木から助ける方法を考える
「…俺が頑張って木揺らすから、お前受け止めろよ。」
「えぇ…。」
できるかな…
助走をつけて木に
思いっきり飛び蹴りする
「ニャア」
木は大きく揺れ
猫が木から落ちた
「おぉ…っと」
そいつは猫を上手くキャッチした。
でも猫はすぐにそいつの手から逃げた。
「あ…」
「まぁ、猫降りれたし。ありがとう」
パチパチパチ
突然の拍手。
俺達は拍手の主を見た。
「ブラボーブラボー!君達素晴らしいにゃ。ルックスも性格も。これはメキにゃんが気に入るにゃ」
ニコニコと、笑顔を浮かべ、
ブランコに座っていたのは
droplipesの一人、語尾がニャンと、特徴的な「マキ」だった。
マキは、
「君達に着いてきてほしいにゃ!」
アイドル・マキの笑顔には
逆らえる人はいないと思う
マキは俺達2人を、
ビルの中に連れていった。
待っていろと言われた部屋でさっきのやつと待っていると少し気まずい雰囲気になった
「…。」
「ねぇ、ねぇ、名前は?」
「え?俺?」
「君以外誰がいるのさ~」
ケラケラと笑うそいつ
「俺は、後藤 理太」
「リタ。ね、僕は望月蒼太。」
「そうたか、よろしくな。
てか、ここどこだろ。」
「多分ねぇサニーサイド芸能事務所。」
「え?」
それって…
ガチャッ
「お待たせにゃ!」
マキと一緒にdroplipeのメキと
女子…?と金髪のヤツが入ってきた
メキは俺たちをマジマジと見てから
「じょーでき」
ニッとはにかんだ。
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