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デビューCD収録と大好き。
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夏樹side
今日はデビューCDの収録に来てるぜ!
作詞作曲はそーた。コイツこうゆうのが好きらしくすっげーいいのができたって喜んでた。
事前打ち合わせで配られた原メロ
「え~っと、『SAKURA』で~す。」
「桜?」
熱心に譜面を眺めながら龍が聞く
「そう。ほら、グループ名とかも英語だし、デビュー会見の場所も……てことで、デビュー曲くらち日本っぽくしなきゃなぁって。」
「いい歌詞だね」
「この前のレッスンで高音カバーできるのは多分ち~ちゃんと僕。真ん中がリタで、一番低いのは龍ちゃんとなっちゃんだよ~。」
「りょ!」
「じゃあ、合わせてみよう。」
「そろそろスタンバイお願いしま~す」
スタッフさんに声をかけられ2、3人ずつスタジオに入る。
「「「よろしくお願いします!」」」
~♪
少し緊張したけど、かなり楽しかった
次は千秋と龍が入る。
~♪
「……うっま。」
「なにここの安定感」
リタの苦笑いもわかる。
まるで長年いっしょにいるアイドルみたいに2人の音は合っていた。
スタッフの人達もざわっとした。
特に千秋の歌唱力。
丁寧にひとつひとつ歌い高音が綺麗だと思った。そーたが
「作りがいがある歌声の持ち主だよね」
とかなり満足そうだった。
─────────────
今日で最後のシェアハウス。
明後日にはもうデビュー会見だ。
今日の夕飯担当は龍とリタのたそーた。俺と千秋は真っ直ぐ帰ることにした。
家につきリタにやっておいてといわれたことも終わり
ソファで話ながらだらけていると
肩に重みを感じた。見ると千秋がコテンと肩に頭を乗っけていた。
「眠い。10分だけ寝せて…」
「お、おう!」
この状態で10分…!?
心臓が鼓動しすぎて死ぬ⬅
てか顔小さ。しっろ。まつ毛なが!
ほんとに同じ男か疑う。
「こうゆうこと俺以外にやんなよ…」
スースーと寝息をたてている千秋の頬を撫でながら言う。
俺も眠くなってきたな…。
────────
inスーパー
今日は麻婆春雨にでもするかな…
食材を選んでいると、ふとそーたが
「でもさぁ、ほんとち~ちゃんって危なっかしいよね。」
「どうゆうこと?」
「だって顔は確かにすっごいかわいいけど。性格はかわいいにイケメンも兼ね備えてるでしょ?男女にモテるよねぇ。」
「あ~…。わかるかも。」
「夢中にされるよな」
龍すっごい頬綻びながら話すなあ…。
みんな千秋が好きだよな。
もちろん、友達の意味で!
=夏樹シバかれる2時間前
N S 2
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