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ロウレスside
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ロ「リヒたんってばほんとにひどいんスよ!?もーっ!腹立つー!」
リヒトの所から飛び出して行ったのはいいけど、無我夢中に出ていった俺は、行き先まで考えていなかったから、ふと思いついて真昼の家に向かった。雨も降りそうだったし。
ク「痴話喧嘩を愚痴りに来たのかよ…はー…向き合えねぇ」
ロ「ちょっ…兄さんひどいっスね。少しぐらい話を聞いてくれたっていいじゃないっスかぁ!」
真「まぁまぁ。リヒトさんは、ちょっと対応が難しいよな…」
俺は真昼の言葉にうんうんと頷いた。で、ちょっと気になってた事を、2人に質問をした。
ロ「そう言えば、2人は付き合ってるんスか?」
真「なっ…!!///」
俺が質問したら、真昼は顔を真っ赤にして動揺したけど、その反対で兄さんはあっけらかんとして答えた。
ク「おー…付き合ってるぞー」
真「おい、クロっ!///」
ク「別に、言ってもいいだろ。ロウレスだってそうなんだし」
ロ「仲良しなんスか?喧嘩はするっスか?」
ク「あぁ。喧嘩はよくするな。仲いいと思うけど」
ロ「へぇー。ドコまでの関係なんスか??」
俺はちょっと調子に乗って、色々聞こうとしたけど、真昼に止められた。
真「こらっ!いつまでその話をしてんだっ!!///」
そして、真昼の携帯が鳴った。まさか…
真「リヒトさんだ。お前を探してるんじゃないか?」
ロ「……」
リヒトとの電話の内容を盗み聞きでもしようと、真昼に近寄ったら、やっぱり、リヒトは俺を探してるみたいだった。そして真昼は、電話を切った。
真「リヒトさんが今からこっち来るって。仲直りしろよ?」
ロ「……」
俺は黙って、俯いた。そして数10分後、家の呼び鈴が鳴って、ドアがバタンっ!ってすごい音で開けられたと思ったら、リヒトがバタバタと入って来た。
リ「おいっクズネズミ!!」
そのリヒトは、息が上がっていて、汗だくで、雨のせいでびしょ濡れだった。
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