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ロウレスside その1
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リ「うるっせぇんだよ!!バカハイドッ!!!」
リヒトがちょっと久々に、オレの名前を呼んだ。呼ばれて嬉しいという気持ちより、オレの中では驚きを隠せなかった。だから、オレはどう反応していいのか分からず、リヒトの言葉を待った。けど、突然目の前が暗くなったから何かと思ったらリヒトに抱き締められていた。
ロ「え、ちょ、リヒたん!?」
リ「うるせぇよ。………ハイド、悪かった。」
ロ「!!?」
リヒトの口から謝罪の言葉が出るとは思わなかったオレは、本当に、心の底から驚いた。
ロ「リ、リヒたん!?どうしちゃったんスか!!?」
リ「……クランツに、てめぇんとこ行けと言われたから」
ロ「クランツッスか…。まぁ、そっスよね」
オレは呆れて、素っ気ない返事をした。そしたら、リヒトの腕の力が強くなってることに気付いた。
ロ「リヒたん?腕の力が強くなってるっスよ?」
リ「1つ言っておく。俺はてめぇ以外の悪魔を、こんな風に抱き締めたりはしねぇからな」
ロ「うん」
リ「じゃあ、何でか分かるか?ハイド」
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