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春 出会い 四月4
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そもそも誰だよ
僕のところ何て誰も来てくれないのに
もしかして部屋を間違えたとか?
それともお見舞い?
てか、お見舞いなわけないか
本当に誰だよ
扉が開く音がしたのにいっこうに入ってくる音がしない
もしかし僕の気のせいだったのかなぁ?
そんなことを思っていると・・・
ヒョッコ
!?Σ( ̄□ ̄;)
何かが扉の奥から覗いていた
人だ・・・
何のためにここに来たんだ?
なんかこの人キラキラしてる
これがイケメンてやつかぁ
明るめの茶髪に優しい感じの顔だちに高身長に
てか、手足長いだろう
まさに、モデル! って感じの体系
「どうも~」
キラキラしてる人が話しかけてきた
「なんで人がいるんだ?」
キラキラしてる人が不思議そうに話しかけてきた
「・・・」
「えっ、無視?」
なんで入って来たんだよ
知らない人と話す気なんてさらさらない
そもそも なんで人がいるんだ だって?
あたりまえだろここに入院してるんだから
苛立ちをおぼえる僕を無視して、キラキラしてる人が話しかけてくる
「ここ名前がないから空き部屋だと思ったのに」
僕の部屋には自分の名前が記されてない
なぜかって?
ただ僕自身が名前を記すのが嫌だったから
「まあいいや おれ 桜 月音桜(つきね さくら) 君の名前は?」
優しい笑顔と優しい声音で問い掛けてきた
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