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妄想シチュエーション3
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二人でこたつに入り、対面して勉強を始めて1時間ほど経った頃。
「わかんない」
雅が限界を迎えた。
「なにこの証明問題。できなくない?」
「できる。円周角の定理。角度出せるだろ。そんな嫌ならテスト勉強しなければいいのに」
「…赤点かかってるんだもん。春休みに学校は嫌だ。」
「な、なるほど…じゃあ頑張らないとな。雅、なんか飲むか?」
「リンゴジュース…」
立ち上がり、出しっ放しにしていたプリンとパンをしまってから、ペットボトルとコップを持ってこたつに戻る。
ジュースをついで、雅に手渡す。喉が渇いていたのか、一気に飲み干した。
「暑いんだったら上着脱いだらどうだ?こたつもあってあったかいんだし」
「ん…うん。確かに」
雅が下に着ていたのは、黒のもこもこしたパーカー。
でもなぜか違和感があった。しかし違和感の正体はわからず、2人分のジュースをついで勉強を再開した。
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