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椎名がかなり変なんですけど! (※)
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「あー…気づかなかった……」
たぶん体育館を抜け出す時に
ドアかなんかで
引っ掻いたんだろう。
「僕を庇ったから………」
「違うって、
つかさっきから自分責めす……ぎ」
椎名のか細い手が
俺の腕に触れた
―――――ドクドクドク……
何なに……
なんだよ急に………
うっすらと浮かび上がる血管を
指先で辿っていく
俺の全神経を
誘き寄せるような所作に
「……………っ、……」
声が出そうになるのを
じっと堪えた。
撫でるように
腕を掴まれると
椎名は
一瞬だけ躊躇ってから
傷口を舐めた。
「…い……、つぅっ……」
「消毒液がないので……
これで……我慢してください」
腕に舌を這わせ
ゆっくりと丁寧に舐める。
甘く痺れるような刺激と
じわじわと広がる鈍い痛みが
俺の中心に
淫らな熱を与えていく。
「………ん………ぅん、…………」
ピンク色の舌全体を使って
卑猥な音をたてながら
艶かしい吐息が漏れる唇で
ヂュルヂュルと吸い上げる。
まるで男性器を
嘗めまわしているかのような
椎名のいやらしい舌使いに
俺の目は釘付けとなった。
「僕の唾液だけじゃ
足りないみたいなので
先輩の…貸していただけますか?」
俺の?
あぁ、自分でやれってことか。
「ホントにもう平気だから……
サンキュな、しい」
『な』と言ったところで
さっきまで俺の腕を這っていた
椎名の淫乱な舌が
―――…………グチュッ…
猥褻な音を鳴らしながら
俺の口に侵入してきた。
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