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満たされないまま絶頂(※)
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昇りつめそうになったところで
阻止された僕は
思い通りにならない体に
奥歯を噛み締めて
荒れ狂う絶淫に耐えた
先輩は膨れ上がった僕を
なぞりながら下っていき
後ろでピタリと止まる
「ここ……使ったことあんの?」
「そこっ、やだ!」
「やだじゃなくて、
あるのか無いのか聞いてんだよ」
「あ、あるわけないだろ!」
先輩は「ふーん」と言うと
自分のズボンのポケットに手を突っ込み
リップクリームを取り出した
口に加え蓋を開け
捻って本体を出すと
噛みちぎり手に吐き出して
そのまま握りつぶす
「あぁ、これ?
……なにしてんの、って?」
僕の心の疑問を読んだ先輩は
答えるかわりに
再び僕の入り口へ
指を添えて
「こうすんだよ」
細く長い指を1本
ゆっくりと侵入させた。
「……っ!……ぅあぁぁっ……」
初めて感じる圧迫感と
指で膜が擦れる痛みに
悲鳴を上げた。
指を排除しようと中がうねる
けれど、指は滑らかに進んでいき
あっという間に根元まで収まった。
「力、抜いて」
「む、むり、できな……」
先輩は僕の言葉を無視して
広げるように
内側をぐるりとゆっくり撫でていく
「あぁ………、ん………」
リップクリームのおかげなのか
先輩が繊細に動かしているからか
異物が入っている違和感だけで
最初の挿入時のような痛みはなかった
「………恐い?」
未知の領域に対する不安感を
敏感に察知してくれた先輩が
心配そうに僕の顔を覗く
その事実だけで
先輩への感情が高ぶり
涙が頬を伝った。
「痛い?抜こうか?」
先輩の問いに首を横に振ると
優しくキスをしてくれた
「もう少し………
我慢………な?」
頷きかけた時
突然、
底から突き上げるような快感が
僕を襲った
「ああぁっ!やっ!な…に…んんっ」
「見つけた……
お前のいいところ」
「いい………ところ?」
ピタッと止まった先輩の指が
僕の一点を強くなぞった
「ああっ!……あっ、や、ああっ、」
体がのけ反り
刺激に耐えられず
先輩の腕を掴んだ。
「ああぁっ!あ、あ…んっ!うぁ……あ」
「……気持ちいい?」
「い……あっ、いい……気持ち…あっ、」
先輩に愛撫され
我を忘れるほどの快欲が
全身に駆け巡る。
「俺も……お前のその顔見てるだけで
イキそう……やらし過ぎ……る」
先輩は根元を握っていた僕のモノから手を離して
一気にしごいていく
「ひっ!あ、あ、あっ、いや…ああぁっ!」
次から次へと襲いかかる甘美な刺激に
意識がついていけない
「気持ち……い……周、防せん……ぱ」
………先輩が欲しい…
だから
僕を………犯して……
今すぐ
お願い………
言葉にはならない
貪欲な想いが頭を殴り付ける。
「もうこれ以上はムリ……
……イけよ………見ててやるから」
「やだ…っ!見な……い……で!」
羞恥心と溢れかえる欲望に
自分の意識が飲まれていく
中を弄り回され
しごかれる粘着質な音が
耳までも犯していく
「ああぁっ!あ、あっ、
いや……いっちゃう…っ!」
イきたくない……のに…
何で…何で
自分の声なのかと疑うくらい
妖艶で快悦な喘ぎ声を出しながら
「いく、いく、……ああぁっ!先ぱ……」
官能の絶頂に達し
先輩の手の中で真っ白に弾けた。
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