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帝は和臣の目を見ながら
低く笑った
「えらい、楽しんでるやないか、
……………え?真柴くん……」
滅多に名前を呼ばない帝だが
皮肉を込めて
その名を呼んだ
「体に刻む、やて?……は、冗談よせ
………犯すの間違いやで、これ」
「今、誰かが見たら
犯されてる風なのは俺ですよ」
「うっさい………
……遊び半分で人の体を弄るな」
帝の言葉に
和臣の瞳が妖しく燃え上がった
帝は和臣の目の色の変化に焦り、
腰を引こうとみじろいだが
腰を固定した和臣の手が
それをさせてはくれない
「やめ………」
口を開き
制止の言葉を言い切る前に
和臣は下から抉るように
思いきり突き上げた
「………っあぁあぁっ!あっ、いやっ!………」
ジャプ…っと空気を含みなから
中をかき回され
弾かれたように体がのけ反り
白い喉元を和臣に晒す
和臣は上半身を素早く起こすと
獣を仕留めるように
露になった喉元へ噛みついた
「………ぅうっあぁあっ!……あっ!……」
悦艶を帯びた痛みに
帝の体はビクビクと大きく痙攣した
和臣は付け根まで挿入した自身を
密着させたまま
痙攣に合わせて
奥の壁へと擦り上げる
密着したお互いが
感触を確かめるように
ズルズルと肉を巻き込みながら
刺激を与え合った
「やだっ!あぁっ!イヤやって!………あっ!」
次から次へと襲い狂う官能の嵐に
耐えられず和臣の体にしがみつくと
帝の爪が背中に食い込み
和臣はビクッと体を震わせた
動きを止めると
帝は再び口を開いた
「…この……ドアホのどエロが……っ」
和臣はふっと優しく微笑むと
直ぐに真顔になった
「こうして………他の男たちに
………抱かれてたんですか」
「……………だったら、何や」
和臣は帝を自分の体から引き剥がすと
白い体を反転させ
帝を床へうつ伏せにした
「なん、やねんっ!いったい!」
「嫉妬、ですよ」
そう言うと
自分の雄棒を帝から一気に引き抜いた
「うわぁあっ!……ぅ…っ…」
圧迫感を失った肉体が
和臣を求めるようにヒクつかせる
和臣は背後からのし掛かり
まだ波打つ肛筒へ
今度はゆっくりと抽挿していく
「あっ、あぁっ!……いや、……ぁあぅっ」
ズブズブと中を進み
時折、掻き回すような動きに
帝は耐えられず
女のような呻き声を上げた
「他の男じゃ
もう満足できないくらい………
俺に溺れ乱れてください」
そう言うと
和臣は
よりいっそう強く、激しく
帝の奥へと突き進んだ
「あぁっ!あっ、い……あっ、あっ、あっ」
体を固定され
力を逃がすこともできず
繰り返される激しい抽挿に
肉筒がグシャグシャと卑猥な音を立て
帝は小刻みに喘いだ
変質な性癖を持つ男に抱かれたときも
帝は淫らに感じていたが
和臣のそれは
普通でありながら
まったく知らない
感じたことのない快楽の世界に
帝を誘っていった
「は、あぁ……ダメっ……も…やめ……」
「何が………ダメ?」
「あぁっ!……おかし……なる……っ……」
突然、グラグラと脳が揺れ
眼が虚ろになるような快美感が
帝の体に襲いかかった
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