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(※)【side/―】
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椎名は恭介が
自分に翻弄され、
殻が破れていく様に
底から沸き上がる
優越感に浸りながら
恭介の反り立った雄棒に舌を這わせた
「………っ!あぁっ…!…しい、な……」
恭介は下肢に埋められた椎名の頭を
両手で掴み、
うねり狂う悦楽の波に
眉間にシワを寄せながら
甘い吐息を洩らした
「うぁ……、っ………、は……っ」
頭に添えられた
恭介の指を左手で探りで掴み指を絡め
右手は根元を支えながら
口を窄ませ刺激を与えていく
「んっ………んんっ、んっ………っ」
舐めているだけで
自分の先端から漏れ出す蜜の存在を感じ
「………んっ、は、ぁ………」
恭介を貪りながら吐息を漏らした
――――椎名……気持ち、良すぎる……
恭介は上体を起こして
自分をしゃぶり尽くしている
椎名に声をかけた
「しい、な、………、お前が、欲しい……」
長くしなやかな腕で
か細い腰を抱えると
真っ白な臀部を
自分の顔の方へ向けさせた
顔に突き出すような格好になった椎名は
羞恥で体を捩り
「や、だっ!………はずか……し…」
恭介から唾液が滴る口を外して訴えた
恭介は椎名の言葉を掻き消すように
細い身を強く引き寄せる
身長の差を調整するため
体を横に倒し
少し九の字になりながら
舌で側面の筋をひと舐めした
「あぁあっ!……っ、せんぱ……やっ……」
恭介は先端から少し溢れた愛液を
丁寧に舐めとり
口からありったけの唾液を垂らした
反り立った雄棒が
自分の唾液で
みるみる艶やかに濡れていく様子を
恭介は忘我の眼差しで見つめた
唾液で滴った自分のものへ
夕風が掠め
スッと冷やされた場所に
恭介の熱い吐息がかかり
椎名はビクッと体を震わす
「俺の息で………感じてんの?」
椎名は見えない恭介の顔を脳裏に浮かべ
「はぁ……、んっ、喋ら、ないで……」
首筋に甘く渦巻く
妖艶に満ちた快楽が
脳に達していくのを
グラグラと頭を揺らしながら感じた
微睡むような視界の中で
恭介の視線の愛撫に身悶えながら
再び恭介を口に招き入れる
それと同じ時に
恭介も椎名を口に含ませた
「んっ………、っ!んんっ………」
「は、………ぁっ、っ!………ぅ」
互いが刺激を与え合いながら
体を絡め合わせ
快楽に没頭していく
びちゃびちゃ………
ジャプジャプ……と
口から漏れる愛撫の証しは
どちらのものなのかわからないくらい
二人を包む空間に
卑猥な音色として混ざりあった
恭介は、椎名を舐め回すうちに
徐々に男獣の色彩を取り戻していく
目の前の
淫らに悶え自分を舐め回す
美しく真っ白な肉体に
自分の痕跡を
一生消えないよう精神に焼き付ける方法を
もっと快楽に狂い咲き
自分へと溺れさせる方法を
欲望の炎を眼に宿し
剥き出しの心の中で
考え始めていた……
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