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奴隷って何するの?
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「…は!!」
今気づいた。
コイツ…いや、このひ…人じゃないか、変な術つかってたし。
……むむ、この美人。(おい)
俺の考えてること全部わかるんだよな?
…え?
なになに、
…今考えてること全部わかるんじゃないかって?そりぁ、そう、なんじゃ…
つくづく思うんだけど俺馬鹿だよなぁ
目の前の男は俺を見下げてニコッと笑った
「美人って言ってもらえて嬉しいよ。奴隷君?名前を教えてもらえる?」
「あ?聞く前に言えやコラ…あー、何でも無いでございますご主人様」
不良が抜けなくて、奴隷という最底辺の立場になってなおでてしまう
俺の馬鹿な脳みそ誰か交換しよーぜ?
「ふふふ。ご主人様ね、それもいいけど、俺の名前はレイス・ウェイトノーラって言うんだ、レイ、とでも呼んでもらって構わないよ。」
状況が読み込めない。何をおっしゃってんの。
奴隷がこんな口聞いたらなんかされそうなのに。
「お、俺の名前は
海城 翡翠(カイジョウ ヒスイ)……、っていいます」
「んー…ヒスイね、いや、俺だって奴隷に優しい訳じゃないよ?それ相応の゛罰゛を与えなきゃ」
顎に手を当てて思案顔になるレイは俺と目が合うと面白そうに目を細めた
「ひっ、火炙り、とか、首輪繋いでご飯抜きとか!?牢屋…とかぁ……!」
自分で言ってて泣きそうになってきた
自分の思考回路にビクビクしてる俺の頭をポンポンと優しく撫でた
驚くように見上げるとレイは言った
「安心して、ご飯は抜かないから。」
この時の俺は御飯が食べれるということだけで頭がいっぱいで、「そう言うことは」、と、強調していたことになんて気付かなかった。
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