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部活。
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授業が終わり、下校時間となった。
穂ノ尾くんと一緒に帰ろうかと考えたが、彼は部活があるのだった。
すっかり忘れていた。
僕がこのまま1人で帰ろうか考えていると、
「真空…?」
急に名前を呼ばれ驚いて顔を上げると、そこには体操服に着替えた穂ノ尾くんがいた。
「なにしてんだ?帰らないのか?」
「んー…ちょっと色々考えてた。」
「ふーん……暇ならバスケ部見に来るか?!」
彼はキラキラした目でこちらを見つめてくる。
そんな期待された目で見られたら誰だって断れない。
「え…あ………うん、見に行く」
「よっしゃ!なら一緒に行こうぜ!」
そう言うと彼は僕の手を掴み、荷物を持って体育館の方へ引っ張っていった。
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